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IMF、世界経済見通しを上方修正の公算

 6月25日、IMFのリプスキー筆頭副専務理事が数週間以内に世界経済見通し上方修正する可能性を表明。写真は上海港。昨年12月撮影(2009年 ロイター/Aly Song)

 [パリ 25日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のリプスキー筆頭副専務理事は25日、世界的な経済危機に緩和の兆しが見られることを受け、IMFは数週間以内にも世界経済見通しを上方修正する可能性が高いと表明した。

 その上で、一部の新興国では依然として深刻な問題が見受けられると述べた。

 筆頭副専務理事は主要債権国会議(パリクラブ)主催の会合で「世界経済は2四半期にわたる大幅収縮の後、収縮ペースの緩和を示す兆候が表れつつある」と指摘。「IMFは向こう数週間以内にも世界の成長率見通しを修正する予定で、2010年を中心に予測を小幅に引き上げる可能性が高い」と語った。

 その上で、新興国経済については、外部資金調達の難しさや輸出需要の落ち込みが依然として大きな圧迫となっており、景気の回復は先進国経済の動向に左右されると指摘。「需給ギャップと失業率は大半の新興国で2010年いっぱい上昇を続けるだろう」と述べた。

 09、10年の「小幅な景気回復」は、中国およびインドの経済再生を受けてアジアがけん引するほか、中南米も安定化するとした一方、国内総生産(GDP)のマイナス成長が最も大幅となるのは中東欧諸国と独立国家共同体(CIS)との見方を示した。

 筆頭副専務理事はまた、主要通貨間の為替相場について、世界経済が現在直面している主要な問題ではないとの認識を示した。

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