[25日 ロイター] - 米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)が25日に公表した世界の製造業競争力ランキングでは、主要輸出国25カ国のなかでトップは中国、2位は米国、3位は韓国だった。日本は5位に入った。
リポートは、米製造業について、天然ガス価格下落や生産性向上、賃金上昇圧力の欠如を理由に、再び「勢い」をつけていると指摘した。
逆に中国については、人件費と輸送費上昇、生産性の伸び悩みを受け、競争力トップというポジションに「圧力がかかっている」とした。
BCGの調査担当者は「米国のコストは、中国を除く世界の主要輸出国10カ国よりも10─25%低く」、東欧と同水準だと指摘した。
BCGは製造業の競争力について、賃金、生産性の伸び、エネルギーコスト、為替という4つの要因を重視し、ランキングを作成した。
上位10位は以下の通り。
1. China 2. United States 3. South Korea 4. United Kingdom 5. Japan 6. Netherlands 7. Germany 8. Italy 9. Belgium 10. France
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