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4月の中国製造業PMIは50.4に上昇、予想には届かず

 5月1日、中国国家統計局が発表した4月の中国製造業PMIは50.4となり、3月の50.3から上昇した。写真は昨年2月、山西省で撮影(2014年 ロイター/Jon Woo)

[北京 1日 ロイター] - 中国国家統計局が発表した4月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)は50.4となり、3月の50.3からやや上昇したものの、予想の50.5には届かなかった。これを受けて、同国経済の安定化に対する懸念が出ている。

PMIは50が景況の改善・悪化の節目となる。

PMIのとりまとめに関わる国務院発展研究センターのエコノミスト、張立群氏はPMIについて、今後の経済成長の安定を示していると指摘。一方、その他のエコノミストはこうした見方に同意せず、野村の中国担当エコノミスト、張智威氏は「われわれは経済がターニングポイントを越えたとは思っていない」と述べた上で、第2・四半期の経済成長伸び率は前年比7.1%と、第1・四半期の7.4%から減速すると予想した。

PMIの新規受注サブ指数は4月、51.2となり、前月の50.6から上昇。一方、輸出受注サブ指数は前月の50.1から49.1に低下した。

雇用サブ指数は48.3にとどまった。政府は大卒者向けを中心に雇用創出に向けた措置をとっている。

アナリストらは、かつては数少ない景気のけん引役だった不動産セクターに急速な冷え込みの兆候がみえるとして、不安視している。

中信証券(CITIC証券)のエコノミスト、Sun Wencun氏は、輸出受注については先進国経済の回復で恩恵を受ける可能性があるものの、不動産セクターには大きな懸念があると指摘。「最近の政策により中国経済はやや上向いているが、底打ちの兆しはみられない。不動産市場の低迷が関連業界の重しとなり、景気鈍化の傾向は続いている」と述べた。

不動産セクターはセメントから家具まで、ほかの40もの業界とつながっており、消費者信頼感の下支えに大きな役割を果たしている。

*内容を追加します。

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