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4月豪就業者数、予想上回る増加:識者はこうみる

[シドニー 8日 ロイター] - オーストラリア連邦統計局が発表した4月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比1万4200人増加し、増加幅は予想の6750人を上回った。

 5月8日、オーストラリア連邦統計局が発表した4月の雇用統計によると、就業者数は季節調整済みで前月比1万4200人増加し、増加幅は予想の6750人を上回った。シドニーで2011年6月撮影(2014年 ロイター/Daniel Munoz)

失業率は5.8%。予想は5.9%だった。

市場関係者の見方は以下の通り。

●改善を確認

<RBCキャピタル・マーケッツのエコノミスト、SU-LIN ONG氏>

最近は雇用の改善を示す統計が増えており、これもその1つとなった。今後は景気回復が進み、失業率は6%付近で推移するだろう。

雇用関連の指標や景気先行指数の改善を受け、中銀はほっとしているところだろう。市場では、利上げは来年9月までないとみられている。

この調子で雇用増が続けば、金利据え置きはあまり長期化しない見込みだ。われわれは、据え置きは来年第2・四半期までとみている。

来週発表される予算は、すでに一部が織り込み済みで、中銀の政策スタンスを大幅に変える内容とはならないだろう。

●失業率は6%台到達の公算

<JPモルガンのエコノミスト トム・ケネディ氏>

現在の状況やオーストラリア準備銀行(RBA、中央銀行)の景気判断を前提にすると、こうした数字で流れが大きく変わることはないと思う。

様々な報道を見る限り、来週の予算案はかなり厳しい内容になるようだ。あらゆる所得層に一定の悪影響が及ぶ見通し。

失業率は現在の水準より若干上昇し、年内に6%台に到達するとみられる。これはRBAの見解とほぼ同じだ。

●失業率がピークつけた兆候強まる

<コモンウェルス銀行(CBA)のチーフエコノミスト、マイケル・ブライス氏>

労働市場では、失業率がピークに達し雇用が増加している兆候が強まっている。

中銀の中立バイアスへのシフトを強め、さらに進めば引き締めバイアスに移るだろう。

予算面からも、労働市場の改善は朗報だ。

11月の利上げを予想しているが、失業率の頭打ち兆候はこの見方と一致している。

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