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ASEAN首脳が南シナ海で自制促す宣言、中国名指しはせず

 5月11日、東南アジア諸国連合(ASEAN)は、ミャンマーの首都ネピドーで首脳会議を開き、中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海問題で、関係当事国に自制を促すことなどを盛り込んだ宣言を採択(2014年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[ヤンゴン 11日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)は11日、ミャンマーの首都ネピドーで首脳会議を開き、中国とベトナムなどが領有権を争う南シナ海問題で、関係当事国に自制を促すことなどを盛り込んだ宣言を採択した。

ベトナムのズン首相は、南シナ海で中国が危険な違法行為に及んでいると訴えたが、最終的な宣言では、中国を名指しすることは避けた。

ズン首相は、ベトナム側は「強い自制をもって」行動しており、石油採掘をやめるよう、対話を通じて中国を説得しようとした、と強調。「しかしこれまでのところ、中国はベトナムの正当な要請に応じないばかりか、ベトナムを中傷、非難している。違法行為も拡大させており、その危険性、深刻度は増している」などとして、強い調子で批判した。

前日開催したASEAN外相会議では、南シナ海でのベトナムと中国の艦船衝突について「深刻な懸念を表明する」との声明を採択した。

ただ中国は、ASEANの多くの国に対して政治的、経済的に強い影響力を持つ。そのため中国の反感を買う行為には慎重な国もあり、域内の温度差も浮き彫りになった。ミャンマーのテイン・セイン大統領も開会の辞で、中国とベトナムの対立について言及することはなかった。

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