[バドダラ(インド)/ニューデリー 16日 ロイター] - インド総選挙で野党・インド人民党(BJP)の勝利が確実となる中、次期首相最有力候補となったナレンドラ・モディ氏は16日、地元グジャラート州バドダラで演説し、全ての国民のために働くと強調した。
BJPのシンボルカラーであるオレンジ色の服を着た数千人の支持者を前にモディ氏は「全ての国民と共に進むことをはっきりさせておきたい。それがわたしの目標だ。あらゆる手段を尽くす」と語った。ヒンズー色が強いとされる同氏に対するイスラム教徒の懸念に配慮したものとみられる。
また「選挙期間は終わった。対立は捨てるときだ」と述べ、他の政党とも協調していく考えを示した。
BJPは単独で政権を担うことができるが、上院では2割程度しか議席がないため、法案を通すためには他党の支持が必要になる。
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