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日経平均5日ぶり反発、日銀会合待ちで様子見広がる

[東京 20日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反発した。前日までの下落の反動や、外部環境の落ち着きから一時100円を超える上昇となったが、日銀金融政策決定会合の結果発表をあすに控えて様子見ムードが広がり、東証1部の売買代金は1兆5610億円と、市場エネルギーに乏しい展開となった。

 5月20日、東京株式市場で日経平均は5日ぶりに反発した。写真は東京証券取引所で3月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

反政府デモが続くタイで20日、軍による戒厳令が発令されたが、東京市場への影響は限定的だった。同国に進出しているトヨタ自動車7203.Tやいすゞ自動車 7202.Tに加え、外食産業の壱番屋7630.Tや大戸屋HD2705.Tなどは小動きとなった。

SBI証券・投資調査部長の鈴木英之氏は、「戒厳令はあくまで治安維持を目的にした措置であり、今の時点では市場でそこまで嫌気されるような材料ではない」と解説した。

前日までの下落の反動などから、きょうの日経平均は終日堅調な値動きとなり、後場には一時105円高まで上昇した。ただ、明日は日銀金融政策決定会合の結果発表が控えており、売買を手控える市場参加者も多かった。明日については、市場での見方が「追加緩和なし」で概ね一致しているが、「黒田東彦総裁の発言次第では、夏以降の追加緩和を見込んでいる市場参加者たちの期待をくじくことにもなりかねない」(国内証券)と警戒する声も出ていた。

個別銘柄では、ヤフー4689.Tが急反発。同社は19日、イー・アクセスの子会社化を中止すると発表した。巨額な設備投資を伴うインフラを持つリスクは高いとの見方から株価下落が続いていたが、中止発表で買い戻しが先行した。

半面、三陽商会8011.Tが急落し、年初来安値を更新した。同社は19日、英高級ブランドのバーバリーBRBY.Lと結んでいる「バーバリーロンドン」の販売を2015年春夏シーズンで終了すると発表した。来期以降の収益への影響を懸念した売りに押された。

東証1部騰落数は、値上がり869銘柄に対し、値下がりが782銘柄、変わらずが160銘柄だった。

日経平均.N225

終値      14075.25 +68.81

寄り付き    14088.45

安値/高値   14038.06─14144.04

TOPIX.TOPX

終値       1153.38 +3.31

寄り付き     1155.47

安値/高値    1150.66─1159.4

東証出来高(万株) 179819

東証売買代金(億円) 15610.04

梅川崇

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