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ドルが対ユーロ、円で上昇 FOMC議事要旨の緩和縮小継続示唆で

[ニューヨーク 21日 ロイター] - 21日終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと円に対して上昇した。4月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が米連邦準備理事会(FRB)の量的緩和縮小継続を示唆した半面、欧州中央銀行(ECB)の追加緩和観測が強まったのが背景。

 5月21日、終盤のニューヨーク外為市場では、ドルがユーロと円に対して上昇した。2011年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao)

ドルは対円で6営業日ぶりに反発し、対ユーロで2日続伸した。

ドル/円は、日銀の黒田東彦総裁が日本経済について楽観的な見通しを示し、追加緩和を示唆しなかったため、ロンドン取引時間帯に一時100.80円と3カ月強ぶりの安値をつけた。その後は切り返し、終盤は0.1%高の101.45円で取引された。

ユーロ/ドルは1.3636ドルと3カ月半ぶりの安値をつけた後、終盤は0.2%安の1.3676ドル。

4月FOMCの議事要旨は、参加者の何人かが米国の経済活動がトレンドを上回る持続的な成長軌道にあるのかを確認するのは時期尚早と指摘する一方で、量的緩和縮小の路線は変わらないと示唆した。

ウェストパック・セキュリティーズのシニア通貨ストラテジスト、リチャード・フラヌロビッチ氏は「米経済は緩やかながら確実に改善し、インフレリスクは存在せず、FRBは緩和縮小を続けるという基本シナリオに変化はない」と述べた。

フラヌロビッチ氏は、議事要旨の内容はむしろハト派的で、ドル/円の上昇は議事要旨公表後の10年物米国債利回り上昇に関連しているのではないかと指摘。議事要旨にはドルが101.60円を維持するほどの材料は見当たらないとの見方を示した。 一方、ユーロ/ドルの下落についてテンパス・コンサルティングのジョン・ドイル氏は「ECBは前回の理事会以降、6月追加緩和の観測が高まっている。欧州議会選挙もユーロの重しになっている」とした。 ポンドは、予想を上回る4月の英小売売上高や、イングランド銀行(英中央銀行、BOE)の一部委員が利上げに傾いているとの見方を手掛かりに、主要通貨バスケットに対して5年半ぶりの高値をつけた。

ドル/円    終値   101.35/37

始値   101.11/12

前営業日終値   101.31/33

ユーロ/ドル  終値   1.3685/87

始値   1.3675/76

前営業日終値   1.3699/04

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