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米経済は第2四半期に回復、利上げは急がず=地区連銀総裁

[バトンルージュ(米ルイジアナ州) 27日 ロイター] - 米アトランタ地区連銀のロックハート総裁は27日の講演で、今年さえないスタートを切った米経済が第2・四半期には3%近い成長率を達成するとの見通しを示した。ただし、利上げを急がず、2015年後半以降になるとの見方を示した。  

 5月27日、米アトランタ地区連銀のロックハート総裁(右)は、第2・四半期の米経済成長率が3%近くに達するとの見通しを示した。カリフォルニア州で2012年5月撮影(2014年 ロイター/Danny Moloshok)

ロックハート総裁は、今年の連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持たない。

総裁は、連邦準備理事会(FRB)内で浮上している米経済の先行きについて総じて明るい見方に同意しながらも、労働市場には依然として大きなスラック(需給の緩み)があると指摘。

労働市場は一部の地域や業種が完全雇用状態に近づいている一方、それ以外は依然低迷しているとし、低迷している分野や地域は引き続き緩和的な金融政策が必要とした。

総裁は「トレンドを上回る成長が実現しており、それが持続可能であるという見方をデータで実証する裏付け証拠が必要だ。FOMC(連邦公開市場委員会)が政策目標に近づいていることを裏付ける証拠が必要だ」と発言。

「国内の労働資源を完全に活用できていないことに加え、インフレ率もFOMCの長期目標を下回っており、利上げまで忍耐強く待つことが正当化できると考えている」と述べた。

職に就けないのは、技能のミスマッチが原因ではないとし、景気が良くなれば雇用情勢も改善する予想。雇用指標の「劇的な」改善は予想していないが、着実に改善し、2015年後半に利上げが可能になるとの見通しを示した。

ひとたび利上げ局面に入れば、フェデラルファンド(FF)金利は歴史的平均に近い4%前後に上昇すると予想。景気低迷の常態化が、歴史的平均水準を押し下げるとの見方には賛同しないと述べた。

ロックハート総裁は、金融政策の正常化は「重大で、歴史的とさえ言える移行」とし「しっかりとしたツールと、秩序ある市場の調整を促す明確なコミュニケーションで、可能な限り巧みに実行する必要がある」と指摘。「先のFOMC議事録に盛り込まれた正常化に向けた議論はほんの第一歩に過ぎない」とした。

*内容をさらに追加して再送します。

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