for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

消費者物価、4月は増税分除いてもプラス幅拡大=黒田日銀総裁

 6月3日、日銀の黒田総裁は、4月の消費者物価指数について、消費税引き上げの影響を除いてもプラス幅が拡大したと強調した。5月撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 3日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は3日、衆議院財務金融委員会で、4月の消費者物価指数について、消費税引き上げの影響を除いてもプラス幅が拡大したと強調した。物価上昇に伴い長期金利に上昇圧力がかかるが、「タイムリーでない上昇が起こらぬよう十全の措置を講じる」と述べた。

鈴木克昌委員(生活)の質問に答えた。

<物価上昇、労働需給ひっ迫が基調的に影響>

黒田総裁は「消費者物価指数の前年比はプラス幅を拡大しており、4月は消費税引き上げの影響を除くと1.5%と3月の1.3%から拡大した」と指摘した。

物価上昇の主な要因について「円安による輸入物価上昇の影響はある」としつつ、基調的には「労働需給ひっ迫や中長期的な物価予想の高まりが実際の賃金・物価形成に影響を与えている」と指摘した。同時に「輸入物価の上昇が中小企業に与える影響は十分考慮する必要がある」とも述べた。

<タイムリーでない金利上昇起こらぬよう十全の措置>

また「経済・物価情勢の改善にともない長期金利に上昇圧力がかかる」と同時に「日銀の国債買い入れで長期金利上昇は抑制されている」とも指摘。その上で「国債市場の流動性などの問題について常に配意している」と強調。「タイムリーでない金利の上昇や変動が起こらないよう十全の措置を講じ、常に金融資本市場の動向を注視し、市場関係者との対話も重ねて、適切な金政策運営に務めていきたい」と力説した。

竹本能文

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up