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情報BOX:米FRB当局者発言「利上げ時期予想、前倒しの可能性」

[9日 ロイター] - ボストン地区連銀のローゼングレン総裁、セントルイス地区連銀のブラード総裁、米連邦準備理事会(FRB)のタルーロ理事が9日に講演した。発言要旨は以下の通り。

 6月9日、米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁、セントルイス地区連銀のブラード総裁、タルーロFRB理事が講演した。ワシントンのFRB本部で2012年4月撮影(2014年 ロイター/Joshua Roberts)

<ボストン地区連銀のローゼングレン総裁(連邦公開市場委員会=FOMCでの投票権なし>

巨額のポートフォリオを予測可能かつ透明性の高いやり方で縮小することにより、円滑な金融引き締めを後押しすることができるとの考えを示した。

総裁は「最適なバランスシートの縮小は、景気動向に基づく必要があるが、現在進めている緩和縮小の経験から、金融混乱のリスクを最小化できるような予測可能かつ透明性の高いやり方でバランスシートを縮小することは可能だと考える」と述べた。

その上で、月額100億ドルの緩和縮小を「途切れることなく継続する」ことを提案。緩和縮小が完了したら、FRBは再投資せずに償還させる保有証券の割合を明示し、景気動向によってはこの割合を引き上げることができると指摘した。

<セントルイス地区連銀のブラード総裁(FOMCでの投票権なし>

米失業率の低下や心強い内容となっている他の経済指標を受け、利上げ開始時期に関する自身の予想を前倒しする可能性があるとの見解を示した。

総裁はこれまでに、利上げ開始時期について2015年第1・四半期終盤との見通しを示している。

ブラード総裁は講演後、記者団に対し、セントルイス地区連銀が5月の米雇用統計を基に経済見通しを見直していると説明。米国内総生産(GDP)の伸びが3%程度となり、失業率が低下し、雇用が最近の増加ペースを維持するとの分析が示されれば、金利見通しを変更する可能性があると語った。

総裁は金融引き締めが後手に回り、バブルが発生するリスクを懸念していると表明。「2004─06年の引き締めは整然とし過ぎて、経済動向への対処が十分でなかったと考えている」と述べ、利上げペースはFOMCの日程にこだわり過ぎたようだとの見方を示した。

マクロ経済は過去5年間に比べて正常な状態にかなり近づいたが、金融政策は「正常には程遠い」と指摘した。

<タルーロ理事(FOMCでの投票権あり)>

経済や金融政策の見通しには言及せず。

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