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ブルガリア大手行の取り付け騒ぎ、風評流布で4人逮捕

 6月30日、ブルガリア大手行の取り付け騒ぎ問題で、ファースト・インベストメン・バンクの各支店では顧客が列をつくり、預金の流出が続いた。写真はソフィアの同銀前で30日撮影(2014年 ロイター/Stoyan Nenov)

[ソフィア 30日 ロイター] - ブルガリアの大手2行で相次いで取り付け騒ぎが発生している問題で、政府や欧州連合(EU)が銀行システムの安全性を訴えたにもかかわらず、国内3位ファースト・インベストメン・バンク5F4.BBの各支店では30日も顧客が列をつくり、預金の流出が続いた。

同国の当局は、電話やインターネットを通じて銀行システムの不安定化を図ったとして4人を逮捕した。

EUの執行機関である欧州委員会は30日、ブルガリア政府の要請に応じ、同国の銀行システムを支援するため33億レバ(23億ドル)の与信枠設定を承認した。これを受けて、ファースト・インベストメン・バンクはこの日の株式市場で20%上昇した。

欧州委はブルガリアの銀行システムは「他の加盟国と比べて、十分な資本と潤沢な流動性がある」との認識を示した。

ブルガリアのプレブネリエフ大統領は29日、国民に対して銀行への信頼を失わないよう求めた。会見で大統領は「パニックに陥る必要はない。銀行危機は起きていない。これは信用危機であり、犯罪行為が起きている」と述べた。

当局の訴えにもかかわらず、ファースト・インベストメン・バンクの各支店には引き続き預金者の列が見られた。1カ所の支店では30人が預金引き出しのため列になっていたが、先週27日正午ごろの人数の半分程度に減っていた。同行は顧客の要望に応じるだけの十分な資金があると表明している。

国内4位のコーポレート・コマーシャル・バンクでは先週、同行が疑わしい取引に関与していたとの報道を受け、取り付き騒ぎが発生。中銀が同行を管理下に置いた。中銀やエコノミストらはコマーシャル・バンクは特異なケースで、他行への影響は限定的との見方を示していた。同行は不正を行った事実はないとしている。

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