[モスクワ 19日 ロイター] - ロシア外務省は19日、ウクライナ問題をめぐり米国が新たに打ち出した対ロシア制裁の報復措置として、複数の米国要人へのビザ発給を停止する方針を明らかにした。
同省のアレクサンドル・ルカシェビッチ報道官は、声明で「報復措置は確実に実施される。まず、同数程度の米国人について(ロシアへの)入国を禁止する」と述べた。具体的な人名については言及しなかった。
オバマ米大統領は数日前、対ロシア制裁措置を拡大し、国営石油会社ロスネフチROSN.MMなどの主要企業を対象に加えると発表した。
主要銀行や、防衛産業部門の企業も対象となったほか、ロシア連邦議会副議長やロシア連邦保安局(FSB)幹部、ウクライナの分離派指導者などの個人も加えられた。
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