[サンフランシスコ 23日 ロイター] - ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)大手のフェイスブックFB.Oが23日発表した第2・四半期決算は、モバイル広告事業が好調だったことで、61%の増収となった。
時間外取引でフェイスブックの株価は約4%高の74.10ドルに上昇、最高値を更新した。
シェリル・サンドバーグ最高執行責任者(COO)はロイターとのインタビューで、広告主が150万社に達したと表明。第2・四半期はすべての地域で広告事業が大幅に拡大したことを明らかにした。
同COOは「既存の広告主が予算を拡大しているほか、新規の広告主も獲得した」と述べた。
モバイル広告収入の広告収入全体に占める割合は62%と、前年同期の41%、前四半期の59%から上昇した。
総売上高は29億1000万ドルと、トムソン・ロイター・エスティメーツのまとめたアナリスト予想の28億1000万ドルを上回った。前年同期は18億1000万ドルだった。
月間ユーザー数は13億2000万人。
純利益は7億9100万ドル(1株当たり0.30ドル)と、前年同期の3億3300万ドル(同0.13ドル)から増加した。
特別項目を除く1株利益は0.42ドルで、市場予想の0.32ドルを上回った。
*内容を追加します。
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