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シエラレオネがエボラ熱で非常事態宣言、感染地域隔離に部隊投入

7月30日、西アフリカのシエラレオネは、エボラ出血熱の流行拡大を受けて非常事態を宣言。感染者を隔離するために治安部隊を投入する。シエラレオネのKailahunで活動する医療スタッフ。20日撮影(2014年 ロイター)

[フリータウン 31日 ロイター] - 西アフリカのシエラレオネは、エボラ出血熱の流行拡大を受けて非常事態を宣言した。感染者を隔離するために治安部隊を投入する。

同国のコロマ大統領は30日夜、非常事態宣言に関する一連の措置を発表。同宣言は60─90日間継続されるという。

治安部隊が感染者の多い地域を隔離し、医療従事者や救援関係者らの活動を支援する。現地では地元市民が医療従事者を攻撃する事案も発生している。

リベリア政府も30日、感染拡大阻止に向け、学校を閉鎖する方針を発表。特定地域の隔離も検討しているという。

世界保健機関(WHO)によると、27日までの4日間でギニア、リベリア、シエラレオネ、ナイジェリアで計57人の死亡が確認され、2月以降の死者数は729人に上っている。

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