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米消費支出が5カ月連続で増加、インフレ圧力弱まる

 8月1日、6月の米消費支出が前月比で0.4%増えた。写真はニューヨークの店舗付近で列を成す人。2013年11月撮影(2014年 ロイター/Carlo Allegri)

[ワシントン 1日 ロイター] - 米商務省が発表した6月の個人所得・支出統計は、消費支出が前月比で0.4%増となり、市場予想に一致した。増加は5カ月連続。前月は当初発表の0.2%増から0.3%増に上方修正された。インフレ調整後の消費支出は0.2%増となり、前月の0.1%増をやや上回った。

データは30日発表の4─6月期の国内総生産(GDP)速報値に反映されている。4─6月期のGDP成長率は年率換算で4.0%と、1─3月期のマイナス2.1%から回復した。第2・四半期の消費支出は2.5%増だった。6月の単月についても消費支出の増加が確認されたことは、第3・四半期の消費加速を示唆している。

6月の個人所得は労働市場の状況改善を背景に前月比0.4%増となった。堅調な所得の伸びが消費支出を支えている。

一方、物価上昇は勢いを失っている。 個人消費支出(PCE)価格指数は前月比0.2%上昇。前月は0.3%上昇だった。 前年比は1.6%上昇で、前月の1.7%上昇を下回った。

食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前月比0.1%の上昇。前月は0.2%の上昇だった。前年比は1.5%上昇で、前月と同じだった。依然として、連邦準備理事会(FRB)のインフレ目標の2%を下回り続けている。

米連邦準備理事会(FRB)は30日の連邦公開市場委員会(FOMC)の声明で物価認識についてこれまでとはトーンを変え「インフレ率が目標の2%を恒常的に下回り続ける可能性はやや減った」としていた。FRBは毎月の債券購入を通じて経済に注入し続けているお金の量を減らしているが、政策金利であるフェデラルファンド(FF)レートは2008年の12月以降、ゼロ近傍で維持してきている。

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