[ニューヨーク 1日 IFR] - 国際スワップデリバティブズ協会(ISDA)は1日、アルゼンチン国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)でクレジットイベント(信用事由)が発生したと認定、事実上の債務不履行(デフォルト)を宣言した。
今後のCDS決済につながるもので、支払い額は最大10億ドル相当に達する可能性もある。
ISDAの決定委員会は、外国法準拠の一部国債につき、7月30日の利払い期限が順守されなかったことによるものとした。
決定委員会は今後、CDSの決済に向けた入札を実施する。
ISDAの決定を受け、アルゼンチン国債は下げ幅を拡大。ただ、ISDAが今後行う入札を見極めようと、CDS市場の反応は限定的だった。
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