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アルゼンチンCDSで信用事由発生、事実上のデフォルト宣言

 8月1日、国際スワップデリバティブズ協会は、アルゼンチンのCDSでクレジットイベントを宣言、同国を事実上の債務不履行とした。写真は同国旗。バチカンで2013年3月撮影(2014年 ロイター/Paul Hanna)

[ニューヨーク 1日 IFR] - 国際スワップデリバティブズ協会(ISDA)は1日、アルゼンチン国債のクレジット・デフォルト・スワップ(CDS)でクレジットイベント(信用事由)が発生したと認定、事実上の債務不履行(デフォルト)を宣言した。

今後のCDS決済につながるもので、支払い額は最大10億ドル相当に達する可能性もある。

ISDAの決定委員会は、外国法準拠の一部国債につき、7月30日の利払い期限が順守されなかったことによるものとした。

決定委員会は今後、CDSの決済に向けた入札を実施する。

ISDAの決定を受け、アルゼンチン国債は下げ幅を拡大。ただ、ISDAが今後行う入札を見極めようと、CDS市場の反応は限定的だった。

*内容を追加して再送します。

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