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英中銀金融政策委、8月は2人の委員が25bp利上げを主張=議事録

 8月20日、英中銀が公表した金融政策委員会の議事録で、ウィール委員とマカファーティー委員が、25bpの利上げを主張していたことが分かった。写真はロンドンの同行前で昨年8月撮影(2014年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 20日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行)が20日に公表した8月6─7日の金融政策委員会の議事録で、ウィール委員とマカファーティー委員が、25ベーシスポイント(bp)の利上げを主張していたことが分かった。

8月の政策委では政策金利を0.5%に据え置くことを7対2で決定した。ロイター調査では9対0での据え置き決定が予想されていた。

ウィール委員とマカファーティー委員は、失業率の低下を踏まえると、賃金の伸びが加速することが予想されるとし、利上げを主張した。

2人は「金融政策の効果の遅行性を考慮すると、労働市場の圧力が高まる前に政策金利を引き上げることが望ましい」との考えを示した。

議事録によると、その他の委員は、インフレ圧力は十分に高まっておらず、利上げというリスクをとることは正当化されないと主張した。

大半のエコノミストは、来年2月以降の利上げを予想しているが、一部では、それより早いタイミングでの引き締めを見込む向きもある。

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