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ロシア軍が都市制圧、ウクライナ特使主張

 8月28日、ウクライナの特使は、ロシアの正規軍がウクライナ南東部の都市を支配下に置いたと述べた。写真は自走りゅう弾砲を載せた車両。ウクライナ国境近くの駅で23日撮影(2014年 ロイター/Alexander Demianchuk)

[ウィーン 28日 ロイター] - ウクライナの欧州安保協力機構(OSCE)特使は28日、ロシアの正規軍が、ウクライナ南東部の都市、ノボアゾフスクを支配下に置いたと述べた。ただロシア側は、自国軍が越境した事実はないと否定した。

同特使のイホール・プロコプチュク氏は記者団に「ロシア軍が直接、ウクライナ東部に侵攻したことをわれわれは確認した」と指摘。ノボアゾフスクのほか、近郊の複数都市も、ロシア正規軍が占拠したと説明した。

同特使によると、ウクライナは直近のロシアの動きを「侵略行為」と見ているという。同特使は「国際法や国連憲章の下で利用可能なあらゆる手段を講じて、自国の領土や独立を守っていく」と述べた。

こうしたなか、ロシアは、親ロシア派の武装化や、兵士を越境させてウクライナに軍事介入を行っているとの指摘を否定した。ロシア国防省は、ノボアゾフスクでロシア戦車が目撃されたとの情報についてコメントを拒否した。

ロシアのOSCE特使、アンドレイ・ケリン氏は記者団に「ロシア軍はどの時点でもウクライナ国境を越えていない」と話した。数日前に「意図せず」越境したロシア兵の約10人を除き、部隊が展開していないとした。

ケリン氏は、ウクライナ軍の砲撃などに伴い、東部で住民の犠牲が相次いでおり、人道状況が悪化していると主張した。

米国のOSCE特使、ダニエル・ベア氏は、直近24時間以内に、ロシア軍要員がウクライナ国内にとどまり、南東部にロシアの戦車や装甲車両が展開しているとの情報が続々と寄せられたと指摘。ロシアが新たに緊張を高めており、国際法やOSCEの原則などに明らかに違反していると批判した。

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