[東京 29日 ロイター] - 総務省が29日発表した7月の完全失業率(季節調整値)は3.8%で、6月(3.7%)から悪化した。厚生労働省が発表した同月の有効求人倍率(季節調整値)は前月から横ばいの1.10倍だった。
完全失業率は、ロイターの事前予測調査で3.7%が予想されていた。
有効求人倍率はロイターの事前予測調査で1.10倍が見込まれており、結果はこれと同水準だった。有効求人倍率は2012年12月以降、19カ月連続で改善していたが、20カ月ぶりに横ばいとなった。
有効求人数は前月比0.5%減で、有効求職者数は同0.9%減。新規求人倍率は1.66倍で前月から0.01ポイント低下した。
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