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日経平均小反発、手掛かり材料乏しく上値重い

[東京 8日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小反発となった。米雇用統計発表後の米国株が上昇したほか、105円台前半で底堅く推移したドル/円などが支援材料となり、買いが先行。

9月8日、東京株式市場で日経平均は小反発となった。4月11日撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

ただ寄り前に発表された4─6月期実質国内総生産(GDP)2次速報値が市場予想を若干下振れたことで国内景気への懸念が高まり、上値の重い展開となった。アジア市場の休場もあり、手掛かり材料に欠けるとの声が多い。

外部環境の落ち着きに加え、中国の電子商取引大手アリババ・グループ・ホールディングIPO-BABA.Nの新規株式公開(IPO)を前に筆頭株主のソフトバンク9984.Tが買われたことも指数上昇を支えたが、買いは続かなかった。内閣府が8日に発表した2014年4─6月GDP2次速報値が、前期比年率でマイナス7.1%と1次速報値(マイナス6.8%)から下方改定され、市場予想のマイナス7.0%をやや下回ったことが重しになったという。

後場には「上海、韓国、台湾などのアジア市場が中秋節の休場で一段と材料不足」(国内証券)との声が聞かれ、さらにこう着感が強まった。東洋証券ストラテジストの土田祐也氏は「東証1部の値上がり銘柄数が1200超と多く、マーケットの雰囲気は悪くないが、値幅が出ないため、資金の回転が効きづらい。一部材料株の値動きも鈍りつつある」と指摘した。

個別銘柄では、テニス四大大会の最終戦、全米オープンの男子シングルスで日本の錦織圭選手が決勝に進出することが決まり、WOWOW4839.Tやヨネックス7906.Tなど関連銘柄が買われた。

半面、楽天4755.Tは続落。6日付日経新聞朝刊は、同社が米インターネット通販関連サイト運営のイーベイツ(米サンフランシスコ)の買収で最終調整に入ったと報じた。巨額の資金調達に対する警戒感が先行した。

東証1部騰落数は、値上がり1272銘柄に対し、値下がりが455銘柄、変わらずが96銘柄だった。

日経平均.N225

終値      15705.11 +36.43

寄り付き    15718.13

安値/高値   15656.4─15730.33

TOPIX.TOPX

終値       1298.64 +5.43

寄り付き     1298.57

安値/高値    1292.59─1299.03

東証出来高(万株) 177744

東証売買代金(億円) 15240.91

杉山容俊

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