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米電気自動車テスラがトヨタと新たな取引の公算、CEO示す

 9月8日、米電気自動車専業メーカー、テスラ・モーターズのイーロン・マスクCEOは、トヨタと新たな取引をする可能性があることを示唆した。写真は都内で8日撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 8日 ロイター] - 米電気自動車(EV)専業メーカー、テスラ・モーターズTSLA.Oのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は8日、今後2、3年以内にトヨタ自動車7203.Tと新たな取引をする可能性があることを示唆した。都内で開いた会見で語った。

マスクCEOは「明確な計画があるわけではない」とした上で、「今後2、3年以内に、トヨタとの間に大きな取引があっても驚きはない」と述べた。また、従来よりも取引の規模が大きくなるかもしれない、とも話した。

テスラはトヨタのEVでスポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」向けに電池とモーターを供給しているが、この取引は2014年中に終了する予定。EVのRAV4は2012年半ばに発売後、向こう3年間で2600台販売する計画だったが、8月までの販売は約2000台にとどまっており、現在は計画を2500台に下方修正している。

さらにトヨタは、マスクCEOが技術的に未熟だとして懐疑的な燃料電池車(FCV)の市販を、早ければ年明けにも実施する計画を進めている。

トヨタ広報担当者は、テスラとの新たな取引の可能性に関して「お話できることは何もない」とコメントした。あるトヨタ幹部は「テスラと絶縁しているわけではない。特にテスラが北米で展開している事業で接点のあるところは将来的にありうる」と話している。

一方、テスラは、パナソニック6752.Tと共同で大規模なリチウムイオン電池工場(ギガファクトリー)を米ネバダ州で建設することを決めている。同工場への投資総額は2020年までに50億ドル(約5000億円)。マスクCEOは、投資負担額について、「テスラがだいたい半分で、パナソニックは30―40%、残りはパナソニックのサブ・サプライヤーや(建設地の)ネバダ州政府」と従来からの見解を繰り返した。

パナソニックは、テスラEVの需要を見極めて段階的に投資する方針で、同社の広報担当者は投資額について、「テスラと協議中で、決まったものはない」とコメントしている。

*内容を追加して再送します。

久保田洋子、白木真紀 取材協力:村井令二

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