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安倍首相が投資家に構造改革アピール、「私のドリル」で既得権打破

 9月10日、安倍晋三首相は、都内で開かれた内外投資家向けの会合にメッセージを寄せ、既得権益の打破を始めとした構造改革に取り組む姿勢を強くアピールした。都内で3日撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 10日 ロイター] - 安倍晋三首相は10日、メリルリンチ日本証券が都内で開いた内外投資家向けの会合にメッセージを寄せ、既得権益の打破を始めとした構造改革に取り組む姿勢を強くアピールした。

「いかなる既得権益も、私のドリルの刃の前では無傷ではいられない」──。3日に発足した改造内閣でも引き続き経済再生最優先を強調した首相は、あらためて海外投資家を中心に「アベノミクスは買い」を印象づけようとした。

メッセージでは、日本の企業、社会、マインド、政府が「生まれ変わる」と表明。電力改革について、電力自由化法の成立によって「2年後をめどに、誰もが自由に電気を作り、販売できるマーケットが日本に生まれる」と述べるとともに、コーポレートガバナンスの強化や女性の活躍、農協の抜本改革などさまざまな取り組みを説明した。

また、「自由で、活発な経済圏を創り上げ、日本がその中心に踊り出る」との決意を示し、環太平洋経済連携協定(TPP)の加速や、法人実効税率を「数年間で20%台へと引き下げる」こともあらためて表明した。

衆参両院で多数を占める安倍政権において、これら「すべての改革リストを確実に実行していく」と約束。出席した投資家に対して「生まれ変わるべきもの。それは皆さんの日本経済に対する、もしかしたらまだお持ちの『懐疑的な評価』です」と締めくくった。

*リードの一部を修正し再送しました。

伊藤純夫

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