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英国が「イスラム国」空爆参加へ調整、決定急がず

 9月17日、英政府が「イスラム国」空爆に参加する方向で調整していることが、関係筋への取材で明らかになった。写真はキャメロン首相。エディンバラで10日撮影(2014年 ロイター/Andrew Milligan/pool)

[ロンドン 17日 ロイター] - 英政府が米国とともに「イスラム国」への空爆に参加する方向で調整していることが、関係筋への取材で明らかになった。ただあくまでも米国が主導する「有志連合」全体の取り組みとして攻撃に加わる方針で、議会の承認が得られる可能性が確実になるまで決定を急がない見通しだ。

英国は米国の同盟国として、過去にもアフガニスタンやイラク戦争に当初から参加したが、その後は国民の厭戦ムードが高まった。昨年にはキャメロン首相が主張していたシリアへの軍事介入を議会が拒否し、首相は方針転換を迫られた経緯がある。

そのため政府関係者は、キャメロン首相は議会で支持が得られると確信する必要があると明かした。

また英国なまりの英語を話す「イスラム国」の過激派が援助活動に従事していた英国人デービッド・ヘインズ氏を殺害した事件を受けて、英国に対する「イスラム国」による脅威が急激に増しているという事情もある。

こうした中、議会内でもイラク政府の支援要請があり、有志連合による包括的な作戦の一環としてなら、軍事行動を支持するとのコンセンサスが固まりつつあるという。

キャメロン首相は来週、国連総会で「イスラム国」への対応を各国と協議する見通しだが、報道官は首相から何らかの発表が行われる可能性は低いとの見方を示した。

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