[東京 7日 ロイター] - 菅義偉官房長官は7日午後の会見で、リベリア滞在歴のある男性が発熱を訴え、エボラ出血熱に感染しているか確認の検査をすることについて、この男性は空港での検疫では問題がなかったことを明らかにした。
菅官房長官は「現時点ではコメントを控えたい」としたうえで、「一般論としてはエボラ出血熱に感染した疑いのある患者が発生した場合の情報提供は、ルールに準じて厚生労働省が適切に対応する」と述べた。
また今回の検査については「潜伏期間を含めて検査する期間がある。その中での検査だ」と指摘。感染の可能性は前回、空港の検疫で疑いがあるとされたケースより低いかとの質問には「状況的にはそうだと考えている」との認識を示した。
石田仁志
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