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ユーロ圏12月総合PMI速報値は上昇、過去1年超で2番目の低水準

 12月16日、マークイットが発表した12月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が51.7と、1年4カ月ぶり低水準だった前月の51.1から上昇した。写真はパリ近郊のショッピングモール。11月撮影(2014年 ロイター/Natalie Huet )

[ロンドン/ベルリン/パリ 16日 ロイター] - マークイットが発表した12月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)速報値は、総合指数が51.7と、1年4カ月ぶり低水準だった前月の51.1から上昇した。市場予想の51.5も上回ったが、この1年あまりで2番目に低い水準となった。

マークイットの首席エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は「全般的にユーロ圏の軟調を示しており、失望させる内容。喜べるような材料はない。安定しているとしても、成長ペースはかなり控えめ」と述べた。

PMIは50が景気の拡大・縮小の分かれ目。12月は18カ月連続で50を上回ったが、産出価格指数は48.0で、企業が33カ月連続で価格を引き下げていることが示された。

サービス部門PMIは51.9。前月の51.1から上昇し、予想の51.5を上回った。製造業PMIは50.8で、前月から上昇。予想の50.5を上回った。

国別では、ドイツの総合PMIが51.4で、11月の51.7から低下。節目の50を20カ月連続で上回っているものの、昨年6月以来の低水準となった。

ドイツのサービス部門PMIは51.4で、前月の52.1から低下。1年5カ月ぶり低水準となった。製造業PMIは逆に、49.5から51.2に上昇し、予想の50.4を上回った。

フランスでは、総合PMIが49.1と、11月の47.9から上昇。サービス部門PMIは47.9から49.8に上昇し、節目の50に近づいた。景況感が底入れした可能性がある。

マークイットのウィリアムソン氏は「(ユーロ圏の)周辺国では成長が加速しているようだが、中核国が引き続き軟調であれば、それが周辺国に波及し、全体の景気が再び押し下げられることになる恐れがある」と述べた。

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