[ロンドン 16日 ロイター] - 外国為替のリテール取引プラットフォームを運営するFXCMは16日、ロシア通貨ルーブルの取り扱いを停止したと発表した。
ロシア政府が資本規制を導入するのではないかとの観測から、ルーブルの主要なトレーダーが週内にもルーブルのプライシングを取りやめる可能性があるためとしている。
15日にロシア中央銀行が緊急利上げを実施したにもかかわらず、ルーブルRUB=MCXの下落に歯止めはかからず、16日の取引で最大25%下落。市場ではロシア当局が資本流出抑制に向けた措置を導入するのではないかとの観測が出ている。
ロンドン取引終盤でルーブルは1ドル=72ルーブル近辺で推移している。
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