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人質の後藤氏「責任は私に」、湯川氏捜すためイスラム国地域へ 

[東京 21日 ロイター] - 中東の過激派「イスラム国」とみられるグループに拘束されたフリージャーナリスト、後藤健二さん(47)が、同じく拘束された知人の湯川遥菜さん(42)を捜すため、イスラム国支配地域に行くと周囲に話していたことが分かった。

 1月21日、過激派「イスラム国」とみられるグループに拘束されたフリージャーナリスト、後藤健二さん(写真)が、同じく拘束された知人の湯川遥菜さんを捜すため、イスラム国支配地域に行くと周囲に話していたことが分かった。写真は動画から(2015年 ロイター/www.reportr.co via Reuters TV)

犯行グループは20日公開のビデオ声明で人質2人の殺害を警告し、72時間の「期限」を設定して2億ドルの身代金を要求した。

2人は昨年4月、シリアで知り合った。湯川さんが後藤さんに対し、イラクに案内してくれるよう依頼、6月にイラクに同行したという。

後藤さんが8月にロイターに語ったところによると、湯川さんは経験不足で、誰かの助けを必要としていた。

その後、湯川さんは7月に1人でシリアに戻り、後藤さんは日本に帰国した。

湯川さんは8月、内戦が続くシリアのアレッポ郊外で反体制派武装組織に同行していた際にイスラム国に身柄を拘束されたとみられ、関係者によると、外務省が情報収集にあたっていた。

後藤さんは湯川さんの身を案じ、助けようとしてイスラム国支配地域に入ったもよう。

後藤さんは10月22日に知人の高校教師にメールで海外に行くことを知らせ、月末には帰国する旨を伝えていた。

知人らの話によると、後藤さんは東京からまずトルコのイスタンブールに行き、そこからシリアに向かったもよう。同月25日には無事に国境を越えたことを知らせるメッセージが届いたという。

後藤さんはイスラム国支配地域のラッカに向けて出発する直前に撮影した10月のビデオ映像で「何があっても責任は私にある」と語った。これ以降、後藤さんの消息は不明となっている。

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