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後藤氏名乗る男性の新画像「期限は24時間」、政府方針変わらず

[東京 28日 ロイター] - 過激派組織「イスラム国」とみられるグループに拘束された後藤健二さんを名乗る男性の画像が27日夜、新たにインターネット上に公開された。男性は、ヨルダンに収監中のイラク人死刑囚と自らの交換を呼びかけた上で、期限は24時間と語った。

 1月27日、後藤さんを名乗る男性の映像が新たにインターネット上に公開された。写真は都内で25日撮影(2015年 ロイター/Toru Hanai)

日本政府は、ヨルダン政府に協力を要請していくこれまでの方針を継続することを明らかにした。

<引き続きヨルダンに協力要請>

画像が公開されたのは27日午後11時過ぎ。日本政府は官邸に菅義偉官房長官と3人の官房副長官、国家安全保障局長、内閣危機管理官、内閣情報官などが集まり対応を協議した。

28日未明に記者団の取材に応じた菅官房長官は、「政府としてはきわめて厳しい状況の中で後藤さんの早期解放に向けてヨルダン政府に今日まで協力要請しており、今後もその方針に変わりないことを確認し、総理に報告した」と語った。

安倍晋三首相は、ヨルダンに設置した現地対策本部に同方針を伝達するよう指示したという。

<「ボールはヨルダン側に」>

画像の男性は後藤さんを名乗り、オレンジ色の服を着用。イスラム国に拘束中のヨルダン人パイロットとみられる写真を持っている。

男性は「これが私の最後のメッセージだと言われている」とした上で、「私が自由になれないのは、ヨルダン政府がサジダの引き渡しを遅らせているためだ」と語り、2005年に爆破事件を起こしてヨルダンに収監中のイラク人女性、サジダ・リシャウィ死刑囚と自らの交換を呼びかけている。

男性は「私には24時間しか残されていない」とする一方、ヨルダン人パイロットに残された時間はさらに短いと語っている。さらに「ボールはヨルダン側にある」と述べている。

共同通信は、「確認しているが後藤さん本人に大筋間違いない」という日本の政府関係者の話を伝えている。

後藤さんの母親の石堂順子さんは報道陣に対し、「国としては、やはりできるかぎりのことはするべきだと思う」と話した。

*内容を追加して再送します。

久保信博、梅川崇※

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