[ロンドン 3日 ロイター] - イングランド銀行(中央銀行)金融行政委員会(FPC)のコーン委員は3日、ギリシャは債権者と合意に達し、ユーロ圏離脱を回避する公算が大きいとの見解を示した。
委員は議会の財務委員会に対し、「ギリシャとユーロ圏加盟国、国際通貨基金(IMF)が合意に向けて協力して取り組むと見込んでいる」と指摘。「ここ1、2日の間に少しの前進および譲歩を示す発言があった」と述べた。
ただ、こういった緊迫した状況では予想外の展開となるリスクもあると警告。それでもなお、英金融システムのギリシャへのエクスポージャーは「恐らく非常に小さい」と語った。
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