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「親3人」の赤ちゃん誕生も、英下院が新たな体外受精技術承認

 2月3日、英下院は、3人の遺伝子を受け継ぐ新たな体外受精技術の導入を認める法案を賛成多数で可決した。ロンドンで2001年4月撮影(2015年 ロイター/Kieran Doherty)

[ロンドン 3日 ロイター] - 英下院は3日、3人の遺伝子を受け継ぐ新たな体外受精技術の導入を認める法案について採決を行い、賛成多数で可決された。上院でも承認されれば、世界で初めて「3人の親」を持つ赤ちゃんの誕生につながる。

この新たな技術を介して生まれてくる子供は、母親と父親、さらにドナー女性の3人のDNAを持つことになる。深刻な遺伝性疾患を予防できるとされているが、倫理的な観点から依然として慎重論も根強い。

下院の採決は賛成が382票、反対が128票となった。キャメロン首相も賛成票を投じたという。法案は上院でも可決される見通しだ。

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