[11日 ロイター] - 米アップルAAPL.Oの「iTunes(アイチューンズ)」やアプリ配信サイト「App Store(アップストア)」などの一部サービスに11日、障害が発生した。8時間以上経過後も利用できない状態が続いた。
CNBCによると、アップルは原因について、内部のドメイン・ネーム・システム(DNS)で障害が起きたと説明した。
同社は「すべてのサービスが、可能な限り早期に利用できるように作業を進めている。皆さんにはもうしばらくご辛抱いただきたい」と述べたという。
アップルは、同社ウェブサイトで「App Store、iTunes、iBooks Store(アイブックストア)、Mac App Store(マックアップストア)で、商品の購入ができない可能性がある」と発表した。
障害は、米東部夏時間午前5時(日本時間午後6時)ごろ発生、午後1時28分(同12日午前2時28分)時点でも不通のままだ。
「iCloud(アイクラウド)」のメールやアカウントなども、午前9時(日本時間午後10時)ごろまで障害が続いた。
ただ市場関係者からは、サービス不通はしばしば起き、相場に大きな影響を与えないとの指摘も聞かれた。
11日午後の米国株式市場で、アップルの株価は約1%下落した。
*内容を追加して再送します。
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