for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up

ドル高は「ディスインフレ圧力」、影響は一時的=シカゴ連銀総裁

 3月25日、シカゴ連銀のエバンズ総裁は、来年上期まで利上げを先送りするよう呼びかけた。写真は香港で2010年3月撮影(2015年 ロイター/Tyrone Siu)

[ロンドン 25日 ロイター] - エバンズ米シカゴ地区連銀総裁は25日、ドル高による「明らかなディスインフレ圧力」が見通しに根強く反映されるようになる可能性について懸念を示した。

エバンズ総裁はロンドンで開催された公的通貨・金融機関フォーラム(OMFIF)の会議で、ドル高によるディスインフレ圧力が根付けば、インフレ率が米連邦準備理事会(FRB)の目標に向かって回帰することが難しくなると指摘。

輸入コストの低下との形で表れるドル高のインフレへの影響は一時的なものとしながらも、インフレ率が目標の2%に向かって上昇しているとFRBがより大きな確信を持てるまで、利上げを急がなくてはならない理由はないとし、FRBは2016年上半期まで利上げを控える必要があるとの考えを示した。

ただ、外国為替相場はその性格からして絶えず動いているものであることを念頭に置いておく必要があるとも指摘。「ドルがどのように変動しても、その後、一定の安定した水準に落ち着き、輸入物価の変化も反転する」とし、「それは一時的であり、その時点では通常の米金融政策がインフレに与える影響のほうがより重要になる」と語った。

一方で、ドル高は輸出業者など、米経済の一部の部門には課題を突き付けているが、エネルギー価格の低下は消費者や企業に一定の恩恵をもたらしていると指摘。「ドルは強くなっており、一部では課題となるが、エネルギー価格は消費者や多くの企業に恩恵を与えている」と述べた。

*内容を追加して再送します。

for-phone-onlyfor-tablet-portrait-upfor-tablet-landscape-upfor-desktop-upfor-wide-desktop-up