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午前のドル/円は底堅い、弱い米雇用統計の消化進む

[東京 6日 ロイター] - 正午のドル/円は、先週末ニューヨーク市場午後5時時点に比べてややドル高/円安の119円前半だった。市場予想を大きく下回った米雇用統計の消化が進む中、国内勢の根強いドル買いが支えとなって底堅く推移した。

 4月6日、正午のドル/円は119円前半、だった。市場予想を大きく下回った米雇用統計の消化が進むなか、国内勢の根強いドル買いが支えとなった。堅く推移した。5ドル紙幣、ワシントンで先月撮影(2015年 ロイター/Gary Cameron)

日経平均株価が先週末に比べ100円超の下落で始まったが、ドル/円は朝方から119円手前で小動きとなり、底堅かった。仲値公示を挟んでじり高で推移。米雇用統計は雇用者数の伸びが市場予想を大きく下回ったが、「遅かれ早かれ(米国が)利上げすることはコンセンサス。円高にきたらドル買いという動きは変わっていない」(国内証券)といい、朝方から買いが先行したもよう。株価が下げ幅を縮めていることも、ドル買いの安心感につながっているという。

米雇用統計が強ければドルは120円台に上昇するとの見方が多かっただけに、「118円台で東京市場に帰ってきたのは、買いたい人にとってホッとひと安心といったところ」(国内金融機関)との声が出ていた。

119円前半に上伸してからは伸び悩んだ。市場では米雇用統計の弱い数字が意識され、上値が抑えられがちだとの指摘もあった。先週末は米株式市場が休場だったこともあり、きょうの海外相場の動向を見極めたいとの声も聞かれる。「米株と日経平均は連動性が薄れてきているが、損が出れば利の乗っている日経平均で埋めようという動きになるかもしれない」(国内金融機関)と、米株が崩れた場合に日本株に響く可能性を警戒する見方もあった。

きょうはイースターマンデーなどで欧州とアジアで休場が多く、先週末と同様に方向感が出にくいとみられる。休場となるのは英国、独、仏、豪、中国、香港、タイ、台湾。市場では「シンガポールが戻ってくる分、先週末よりはアジア時間の取引がありそうだ」(国内金融機関)との声が出ていた。

3日のニューヨーク外為市場では朝方発表された3月の米雇用統計が予想を下回る弱い内容となったことを受け、連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め開始を予想以上に先延ばしするとの観測が高まった。

今回の雇用統計では、非農業部門の雇用者数は、市場予想の24万5000人増の約半分の水準にとどまる12万6000人増で、2013年12月以来の小幅な増加となった。

<ギリシャ財務相「全債務履行の意向」>

ユーロ/ドルは朝方から1.10ドル付近で小動きとなった。ギリシャのバルファキス財務相が国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事と会談し、全ての債務を履行する意向を示したと伝わったが、相場の反応は限定的だった。

ラガルドIMF専務理事は、ギリシャ財務相による9日の融資返済確約を歓迎する意向だとも報じられた。ギリシャは資金枯渇の危機に直面しており、ユーロ圏やIMFから支援を得るには改革案で合意する必要がある。

       ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

正午現在   119.07/09 1.0979/83 130.74/78

午前9時現在 118.85/87 1.0993/97 130.66/70

NY午後5時 118.97/00 1.0974/79 130.00/04

為替マーケットチーム

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