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米為替報告、欧州の輸出依存を警告 日本の金融政策依存にも懸念

 4月9日、米財務省は半期に一度の為替報告書で、欧州が緩和的な金融政策や輸出に過度に依存していると指摘、景気てこ入れに向け一段の財政政策を打ち出すべきとの見解を示した。ベルリンで昨年3月撮影(2015年 ロイター/Tobias Schwarz)

[ワシントン 9日 ロイター] - 米財務省は9日に公表した半期に一度の為替報告書で、欧州が成長を輸出に過度に依存していると指摘、ドイツの需要拡大が不可欠だとして、一段の財政政策を打ち出すべきとの見解を示した。

同省はユーロ圏の経常黒字拡大に言及。欧州中央銀行(ECB)が強力な支援措置を講じているとする一方、金融刺激策を税収(による財政出動)と経済改革で補完することは「成長が外部セクターに過度に依存するリスクを回避するだろう」と指摘した上で、ドイツの需要の伸び拡大が「絶対に不可欠だ」とした。

中国の人民元については「著しく過小評価されている」との見解をあらためて示しつつも、中国政府は為替介入を減らしているもようと指摘した。

日本については先行きへの懸念を強めているようだ。日本政府がデフレ脱却に向け抜本的な措置を継続するなか、財政再建の行き過ぎや金融政策への過度な依存を避けるよう警告した。

為替報告書は米国の主要貿易相手による経済・為替政策を検証するもの。1994年以降、正式に為替操作国に認定した国はなく、今回も認定はなかった。

オバマ政権は長らく韓国に最低限の為替介入を求めているが、今回の為替報告書では通貨問題で政権は韓国政府との取り組みを「強化している」と指摘した。

*内容を追加します。

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