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ヒラリー氏が企業幹部の高額報酬に懸念、方針転換か

 4月13日、米大統領選への出馬を正式表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官が、一部の企業幹部が受け取る高額報酬について懸念を示した。ワシントンで3月撮影(2015年 ロイター/KEVIN LAMARQUE)

[ワシントン/ニューヨーク/デモイン(米アイオワ州) 13日 ロイター] - 2016年の米大統領選への出馬を正式表明した民主党のヒラリー・クリントン前国務長官は、支持者に宛てた電子メールで、一部の企業幹部が受け取る高額報酬について懸念を示した。

クリントン氏は、「最高経営責任者(CEO)が手にする平均報酬額が一般的な労働者の300倍近くとなる」なか、米国の家計は依然として困難に直面していると指摘した。

ポピュリスト的な今回の発言は、少なくとも進歩主義者にとっては驚きと受け止められ、クリントン氏が夫のビル・クリントン元大統領が掲げた中道的な経済政策からシフトしていることを示した可能性がある。

今回の発言は、所得格差への反対姿勢を示すよう求める民主党内の左派勢力からの圧力を受けたためとの見方がある。クリントン氏の支持者で、出馬表明のビデオにも出演したジャレッド・ミルラドさんは、左派勢力からの影響があったとの考えを示し、これを歓迎した。

経済格差は過去数年にわたり、民主党にとって選挙活動で最も重要なテーマとなっている。オバマ大統領は格差是正への取り組みの必要性を唱える一方で、企業や企業幹部らに対する批判には慎重姿勢を取っている。

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