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中国製造業PMI3カ月連続で50割れ、生産1年ぶり低水準=HSBC

[北京 21日 ロイター] - HSBC/マークイットが発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.1と3カ月連続で景況改善と悪化の節目である50を下回った。生産指数が約1年ぶりの低水準となり、中国経済が一段の政策支援を必要としていることを示す格好となった。

 5月21日、HSBC/マークイットが発表した5月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値は49.1と3カ月連続で景況改善と悪化の節目である50を下回った。上海で1月撮影(2015年 ロイター/Aly Song)

PMIは4月の48.9を上回ったが、市場予想の49.3には届かなかった。

新規輸出受注指数は46.8と、1年11カ月ぶり低水準。全体の新規受注は3カ月連続で縮小したが、縮小ペースは緩やかになった。

生産指数は48.4。1年1カ月ぶりの低水準となり、今年に入って初めての50割れとなった。雇用は1年7カ月連続で減少した。

バークレイズのエコノミストはリサーチノートで、「経済が目先安定している明確な兆候はない。先行きのリスクは下振れだ」と述べた。

マークイットのエコノミスト、アナベル・フィデス氏は「国内外で需要が弱く雇用も一段と減った。企業は需要減を踏まえ生産計画を調整しており、製造業が少なくとも目先、拡大することはない」と指摘。

「良いニュースは、デフレ圧力が比較的強いため、当局がさらなる刺激策を導入する余地が大きい、ということだ」との見方を示した。

中国人民銀行(中央銀行)は昨年11月以降、3度にわたる利下げを行っているが、向こう数カ月以内にも、追加利下げが見込まれている。また、銀行の預金準備率も再び引き下げることが予想されている。

キャピタル・エコノミクスのジュリアン・エバンスプリチャード氏は、PMIは景気のまだら模様を示していると指摘。これまでの緩和政策を受けて内需は安定しつつある兆候を示しているが、不動産市場低迷の圧力にさらされており、一方で輸出は貿易加重による人民元の急上昇で悪影響を受けているとの見方を示した。

*内容を追加します。

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