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年金情報が約125万件流出、ウイルスメール開封で

 6月1日、日本年金機構は、外部からのウイルスメールによる不正アクセスで、同機構が保有している個人情報の一部が外部に流出したと発表した。写真は同機構を監督する塩崎恭久厚生労働相。2014年9月撮影(2015年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 1日 ロイター] - 日本年金機構は1日、外部からのウイルスメールによる不正アクセスで、同機構が保有している個人情報の一部が外部に流出したことが判明したと発表した。現時点で流出したと考えられるのは約125万件としている。

同日午後5時から会見した水島藤一郎・同機構理事長は「深くおわび申し上げる。誠に申し訳ない」と陳謝するとともに、流出した情報の内容別に、1)年金番号と氏名の2項目が3万1000件、2)プラス生年月日が116万7000件、3)プラス住所が5万2000件──に上っていると説明した。

同機構によると、5月8─18日にかけて複数の職員が、メールに添付されたウイルスの入ったファイルを開封。警視庁に捜査を依頼したところ、28日になって情報が流出していたことが分かった。

流出した125万件のうち、55万件はパスワードがかかっておらず、内規違反だった可能性があるという。基幹システム(社会保険オンラインシステム)への不正アクセスは確認されていないが、「さらに精査中」としている。

情報流出を受け、同機構を監督する塩崎恭久厚生労働相は同日夕に会見し、第三者による検証委員会を立ち上げると発表。「悪意ある攻撃を防げず、誠に遺憾」とし、機構側の備えが不十分だったと指摘した。

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