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トルコ総選挙、与党が初の過半数割れ クルド系政党躍進

 6月7日、トルコの総選挙では、保守系与党・公正発展党(AKP)の議席が、政権発足以来初めて過半数を割り込んだ。写真はAKPの支持者ら(2015年 ロイター/UMIT BEKTAS)

[アンカラ 7日 ロイター] - 7日に投開票されたトルコの総選挙では、保守系与党・公正発展党(AKP)の議席が、政権発足以来初めて過半数を割り込んだ。

CNNトルコによると、開票率97%の段階で、AKPの得票率は40.8%にとどまった。一方、少数民族クルド人中心の国民民主主義党(HDP)の得票率は議席獲得の制限ラインである10%を突破し、13%に達する見通し。

エルドアン大統領は、今回の選挙でAKPが勝利を収め、同氏の権限強化を可能にする憲法改正の実現を目指していた。そのために、AKPは国会の3分の2議席を確保する必要があった。12年間続いた1党支配に終止符が打たれたことで、今後エルドアン大統領とダウトオール首相の影響力低下が予想される。

選挙結果を受け、トルコリラは売りが優勢となり、ドルに対して過去最安値をつけた。

HDPはAKPとの連立を否定している。HDPのセラハッティン・デミルタシュ党首は記者会見で、トルコにおける独裁政治は終わった、と指摘し、今回の選挙結果は、多元的で市民のための新憲法を望む人たちにとり勝利だ、と語った。

共和人民党(CHP)は、約4分の1議席を獲得し、第2政党の座を維持した。

極右勢力で、AKPとの連立の可能性が一番高いとみられている民族主義者行動党(MHP)の得票率は約16%となった。

一方、AKP幹部は、MHPとの連立の可能性は低いとし、むしろ早期選挙をめざし単独で支持基盤を拡大する方針だ、と語った。

*内容を追加しました。

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