[10日 ロイター] - 米アップルAAPL.Oは10日、自社製地図ソフト「マップス」の改善に向け、撮影機器を搭載した車両を世界各地で走らせると明らかにした。
アップルはウェブサイトで、6月15─30日に車両が走行する場所として、アイルランド、英国、米国の複数の都市が含まれると説明している。
プライバシーを保護するため、撮影された人の顔や自動車のナンバープレートは公開前にぼかしを入れるという。
アップルが投入するこの車両により、マップスはグーグルGOOGL.Oの街並み画像サービス「ストリートビュー」と類似した機能を提供することが可能となる。
ストリートビューは公道からのパノラマ画像を閲覧できるサービスで、2007年に始まった。人の顔やナンバープレートは、自動検出してぼかしている。
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