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英・EU、合意なき離脱回避へ互いに譲歩要求

10月20日、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)移行期間終了が年末に迫る中、EUと英国は通商合意のないまま期限を迎える事態を回避するため互いに譲歩を求めた。写真は英国とEUの旗。ベルリンで2019年4月撮影(2020年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ロンドン/ブリュッセル 20日 ロイター] - 英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)移行期間終了が年末に迫る中、EUと英国は20日、通商合意のないまま期限を迎える事態を回避するため互いに譲歩を求めた。

EUは先週開いた首脳会議で英側に譲歩を要求。ジョンソン英首相は交渉打ち切りを示唆し、合意なき離脱の準備をする時だと表明した。

その後EUは交渉の加速と合意案の法的文言に関する協議開始を提案したが、英側はEUの姿勢に根本的な変化がなければ交渉を再開する意味はないとの立場を崩していない。

EUのバルニエ首席交渉官は、英国のフロスト首席交渉官との電話協議の後、「残り少ない時間を最大限に活用すべきというのが私のメッセージだ。われわれの扉は開かれている」と述べた。

欧州委員会は、交渉する用意があるものの、双方が譲歩する必要があると表明した。

ジョンソン首相の報道官は、EU側が根本的に姿勢を変えたことを示す必要があると述べた。

EU外交官らは英国の対応について、脅しであり、土壇場で合意する前に譲歩を引き出そうとする駆け引きだとみている。

一方、ドイツのメルケル首相率いる保守系与党の議員で独下院のブレグジット報告者を務めるデトレフ・サイフ氏は、合意の可能性は狭まっており、現時点では50%より低いと指摘。その上で「ボールは依然として英側にある」と語った。

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