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コロナワクチン追加接種に否定的、米当局が再表明

 7月12日、米保健当局はファイザーとの会合後、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した米国人に追加接種(ブースター接種)の必要はないとの見解を改めて示した。マサチューセッツ州で先月11日撮影(2021年 ロイター/Brian Snyder)

[ワシントン 12日 ロイター] - 米保健当局は12日、国内製薬大手ファイザーとの会合後、新型コロナウイルスワクチン接種を完了した米国人に追加接種(ブースター接種)の必要はないとの見解を改めて示した。

米厚生省の報道官が明らかにした。

ファイザーは先週、接種完了から6カ月後に感染リスクが高まる恐れがある証拠が出てきたことや、感染力の強いインド由来の変異株(デルタ株)の広がりを理由に、3回目の追加接種の許可を米当局に近く申請すると表明した。

報道官によると、厚生省の当局者らは12日にファイザーからワクチンの最新暫定データについて説明を受けた。将来的にブースター接種が必要となるかどうかについて、協議を続ける見通しだという。

ファイザーは「従来より決定的なデータ」を査読後に医学誌で公開する予定だと明らかにした。

ファイザーの広報担当者は、コロナウイルスに先回りした予防策を講じる緊急性について政府と認識を共有しており、厳格な規制手続きでは科学的データによって次の段階が決定するという点でも政府に同意すると説明した。

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