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五輪=男子マラソンでケニアのキプチョゲ2連覇、大迫6位 30人が棄権

[東京 8日 ロイター] - 東京五輪の最終日となる8日に行われた男子マラソンは、出場選手の3分の1が途中棄権する中、ケニアのエリウド・キプチョゲが2時間08分38秒で2連覇を達成した。日本勢のトップは大迫傑の6位で、2時間10分41秒。このレースを最後に引退を表明している大迫は「100点満点の頑張りができた」と語った。

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2位はオランダのアブディ・ナゲーエで2時間09分58秒、3位はベルギーのバシル・アブディで2時間10分ちょうどだった。

マラソンは東京の暑さを回避するため札幌市に会場が変更されたが、この日の気温は午前8時ごろの時点で26.5度、湿度は75%。106人中30人が途中棄権し、倒れ込む選手も見受けられた。7日の女子は時間を1時間繰り上げ、午前6時にスタートした。

レースは30キロ過ぎでキプチョゲが仕掛け、10人ほどいた先頭集団を置き去りにした。集団の中にいた大迫はキプチョゲから8秒ほど遅れて8位まで順位を落としたが、そこからスピードを上げて6位まで上げた。

キプチョゲは独走でゴール。大迫は前にいた4人の2位集団と一時差を詰めたが、それ以上順位を上げることはできなかった。大迫は「最後はきつくて、6番に上がったところで、前を追ってみたが、15秒くらいからラップが縮まらなかった。確実に6番で粘り切ろうと思って、走り切った」と振り返った。

大迫は7月29日、ツイッター上でこのレースを最後に引退することを表明。「それは、出し切るため。もう半歩、目標に近づくため」と投稿していた。

大迫はレース後、「しっかり次の世代につながれるように、まだまだ陸上界に関わっていきたいので、しっかりとまっすぐ進んでいきたい」と話した。

大迫は東京都町田市出身の30歳。高校時代に全国高校駅伝で優勝し、早稲田大学時代は大学駅伝三冠を達成した。2015年に実業団を辞めてプロに転向。ナイキに所属し、米国を拠点にトレーニングをしている。5000メートルなどの日本記録を持つ。

2連覇したキプチョゲは、2004年アテネ五輪で銅、08年の北京で銀、16年のリオデジャネイロで金を獲得している。

キプチョゲは少年時代、小学校までの道のりを毎日5━6キロ走っていた。大学の学費を工面するため、プロとして走ることを決めた。

*写真を追加しました。

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