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新たなコロナ変異株、「これまでで最も重大」=英運輸相

 11月26日、英政府は、南アフリカで新たに確認された新型コロナウイルスの変異株について、これまでに発見された中で最も重大な変異ウイルスだと科学者は考えており、ワクチンの有効性を確認する必要があるという考えを示した。写真はシャップス運輸相。マンチェスターで10月4日撮影(2021年 ロイター/Toby Melville)

[ロンドン 26日 ロイター] - 英政府は26日、南アフリカで新たに確認された新型コロナウイルスの変異株について、これまでに発見された中で最も重大な変異ウイルスだと科学者は考えており、ワクチンの有効性を確認する必要があるという考えを示した。

シャップス運輸相は、南ア、ナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、レソト、エスワティニからの航空機乗り入れ禁止は正しい判断だとし、これまでの教訓として早期の対策が重要だと述べた。

保健安全保障局(UKHSA)によると、新たな変異株「B.1.1.529」はオリジナルのコロナウイルスとは劇的に異なるスパイクタンパク質を持つという。

シャップス氏はスカイニュースに対し、「科学者らが言うように、これまでの研究で見つかった最も重大な変異株だ」と語った。

変異株の特徴に関する必要な情報を集めるには数週間かかる可能性もあるが、専門家は先んじた対策を迅速に取るよう政府に提言している。

新たな変異株はボツワナと香港でも確認されているが、英国ではまだ確認されていない。

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