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テニス=ジョコビッチ帰国、地元ファン歓迎 全仏出場にも暗雲か

[パリ/マドリード/ベオグラード/メルボルン 17日 ロイター] - 男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチが17日、新型コロナウイルスのワクチン接種を巡りオーストラリアから国外退処分を受けた後、母国セルビアに帰国した。

空港には地元のファンが集まり、国旗を掲げ、「われわれのチャンピオン」と歓声を上げた。

ジョコビッチは「極めて失望」していると表明しつつも、裁判所の判断を尊重するとした上で、「ここ数週間、自分に焦点が当てられていたことを気まずく感じていた。これからは試合やトーナメントに集中できることを望む」と述べた。

ジョコビッチはオーストラリア出国後、経由地のドバイではファンと写真を撮る姿も見られたが、ベオグラードの空港ではファンやメディアを避け、自宅に向かった。

ジョコビッチを巡っては、今月5日、17日開幕の全豪オープンに向けてメルボルンに到着したが、新型コロナワクチン接種の要件を満たしていないとしてビザが無効とされた。豪裁判所は10日、当局の決定を取り消し入国を許可した。政府は14日、ビザを再び取り消すと発表し、裁判所は政府の決定を支持する判断を下した。

オーストラリアのモリソン首相は、国外退去後、ビザ発給は3年間受けられないものの、来年の全豪オープン出場に向けた入国を許可する可能性に含みを残した。

また、フランスのスポーツ省は、ジョコビッチが5月に開催される全仏オープンへの出場が許されない可能性があるという認識を示した。新型コロナを巡る状況が今後変わる可能性があるとしつつも、フランスで新たに導入されたワクチン接種証明(ワクチンパス)の法律が「観客、プロスポーツ選手、全ての参加者に適用される」と説明した。

ジョコビッチのスポンサーである仏アパレルブランド大手ラコステは17日、ジョコビッチに連絡を取り、オーストラリアでの騒動を巡り精査すると明らかにした。

こうした中、スペインのサンチェス首相は、ジョコビッチの入国を許可するかという質問に対し、「スペイン国内で行われる試合への出場を望む選手は全員、スペインの公衆衛生に関する規則に従う必要がある」と応じた。

スペイン訪問中のドイツのショルツ首相も「誰であろうと、各国の異なる規則を尊重しなければならない」と述べた。

ジョコビッチはスペイン南部マルベーリャにある別荘に定期的に訪れている。

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