[ルサカ 23日 ロイター] - イエレン米財務長官は23日、米国の力強い労働市場とインフレの緩和は「非常に明るい兆しだ」と述べた。
長官は訪問先のザンビアの首都ルサカで記者団に、過去6カ間で米国のインフレについて良いニュースがあったと指摘。エネルギー価格、輸送料、製品価格が鈍化しており、サプライチェーンの問題もおおむね緩和したと述べた。賃貸住宅価格も今後6カ月で鈍化する見通しで、これも助けになるという。
長官は「労働市場は依然として非常にタイトだ。サービス価格のインフレの兆候があり、引き続き注視が必要だが、全体としてはインフレが鈍化しつつあるとの好感触を得ている」と発言。
「米国では力強い労働市場とインフレでの前進が引き続き見られると考えている。非常に明るい兆しだ」と述べた。
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