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LINEの年内上場見送り、最適なタイミングではない=ネイバー

 9月22日、韓国の検索サイト大手ネイバー日本子会社であるスマートフォン向け無料通信アプリ(応用ソフト)のLINEの年内の上場はないと明らかにした。写真はLINEのサービスを説明する出澤COO、2月撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[ソウル/東京 22日 ロイター] - 韓国の検索サイト大手ネイバー035420.KSは22日、子会社で無料対話アプリを手掛けるLINE(東京都渋谷区)の年内上場はない、と発表した。

規制当局への届け出では、日本あるいは米国での上場を目指すかどうかはまだ検討中で、日米での重複上場の可能性もあるとの従来の見解を示した。詳細は明らかにしていない。

関係者によると、LINEは東京に加え、米国でも上場手続きを行っていた。

ネイバーの広報担当者はロイターに対して「将来の成長に向けての選択肢として新規株式公開(IPO)を検討しているが、LINEは急速で健全な成長を遂げている最中だ。今はIPOに最適なタイミングではないと判断した」と語った。

LINEの広報担当者も「今は資金確保が至急の目標ではない」としたうえで「グローバルにサービスや売上基盤を拡大し、そこから得られる利益に基づいて企業価値が認められるようになった時点で上場した方が持続的な成長のためにも望ましいという判断に至った」と説明した。

証券ジャパン調査情報部長の大谷正之氏は「市場は年内上場を前提に動いてきたので、関連株などにはネガティブな材料となりそうだ。気になるのは、その理由で、もしアカウントの乗っ取り対策など安全面への対応で時間が必要というなら、上場の時期だけでなく、対策費用面でのコスト増加が懸念されるだろう」とコメントした。

志田義寧

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