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スイス国民投票、金準備拡大と移民規制を否決

 11月30日、スイスで実施された国民投票で、スイス国立銀行(中央銀行)に金準備の拡大を義務付ける提案が投票者の77%の反対で否決された。また、移民の流入を年間で現行の4分の3減らす提案なども反対多数で否決された。ベルンで29日撮影(2014年 ロイター/Ruben Sprich)

[チューリヒ 30日 ロイター] - スイスで30日に実施された国民投票で、スイス国立銀行(中央銀行)に金準備の拡大を義務付ける提案が投票者の77%の反対で否決された。また、移民の流入を年間で現行の4分の3減らす提案なども反対多数で否決された。

サンクトガレン大学のReto Foellmi教授(国際経済学)は「今回の結果は、スイス国民がまとまりのある国際経済政策を望み、欧州連合(EU)に加盟する周辺国との新たなあつれきを望んでいないことを示している」と述べた。

「われわれスイスの金を守れ」構想は、中銀が金の売却を進め過ぎたと懸念する右派のスイス国民党が提案。中銀に資産の20%を金にすることを義務付けるほか、金の売却を禁じる内容で、承認されればスイスフランの上限防衛は難しくなるとみられていた。

中銀はフランの上限防衛を継続すると表明し、投票結果を歓迎した。

移民規制は環境団体「エコポップ」が提案。毎年の移民数を人口の0.2%に制限する内容だった。この提案は投票者の74%の反対で否決された。

直接民主制のスイスでは、法定の署名数が集まればいかなる問題も国民投票に問えることになっている。

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