[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)統計局が発表した第3・四半期のユーロ圏域内総生産(GDP)改定値は、前期比プラス0.2%、前年比プラス0.8%となり、速報値から変わらずとなった。
家計消費がGDPを0.3%ポイント押し上げた。政府支出も0.1%ポイントの押し上げ要因だった。在庫の寄与度はゼロだった。
一方、投資の減少がGDPを0.1%ポイント押し下げ、貿易もGDP押し下げ要因だった。
国別では、ドイツの成長率が前期比0.1%。フランスの成長率は0.3%。第2・四半期はマイナス0.1%だった。
イタリアの成長率はマイナス0.1%となり、景気後退(リセッション)入りした。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」