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カナダ、米への原油輸出拡大目指す 欧州諸国支援へ

 カナダのウィルキンソン天然資源相は3月10日、米国向けの原油輸出を増やすため、パイプラインの稼働率を引き上げる方法を模索していると明らかにした。写真は2013年8月8日撮影の、アルバータ州コールドレイク付近に敷設されたパイプライン(2022年 ロイター/Dan Riedlhuber)

[オタワ 10日 ロイター] - カナダのウィルキンソン天然資源相は10日、米国向けの原油輸出を増やすため、パイプラインの稼働率を引き上げる方法を模索していると明らかにした。米国への原油輸出を拡大することで、ロシア産原油の輸入停止を段階的に進める欧州諸国を支援する。

ウィルキンソン氏は、ロイターとの電話インタビューで「カナダのパイプライン網が十分に活用されているかどうか、米国へ原油を追加で輸送し、それを欧州に送ることで支援できるかどうかを調べている」と説明した。

ロシアが2週間前にウクライナに軍事侵攻して以降、カナダなど複数の国がロシア産原油の禁輸措置を発表した。欧州連合(EU)首脳らもロシアへのエネルギー依存を減らすことで合意するとみられる。

ウィルキンソン氏は2週間以内に国際エネルギー機関(IEA)との会議のためにパリを訪れ、欧州のエネルギー需要について協議する考えを示した。

ウクライナでの戦争で「ロシアの石油とガスへの依存は続けられないことが、全ての欧州諸国で示された」と述べ、今後の欧州との協議は「天然ガスから水素への移行」が議題になると説明した。

カナダは日量400万バレル以上の石油を米国に輸出し、そのうちのごく一部が他国に輸出されている。

ウィルキンソン氏は、政府は産業界とともにパイプラインの流れを強化するための分析を行っていると述べ、来週にも「カナダに何ができるかという点で答えが得られる」との見通しを示した。

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